RPAエンジニアとしての実務経験は豊富でも、商談や顧客折衝に自信がなく、フリーランスへの転身を躊躇している方は多いです。
筆者も独立当初は同様の悩みを抱えていましたが、フリーランスエージェントを活用することで継続案件を獲得でき、今年で独立8年目を迎えることができました。
当記事では、RPAのフリーランス案件を獲得するための具体的な方法を中心に、業務内容や単価相場、将来性などについて詳しく解説していきます。
実際に5社フリーランスエージェントを利用した筆者がおすすめする、RPA案件が豊富なフリーランスエージェントは以下の2社です。
| サービス名 | 【第1位】![]() レバテックフリーランス | 【第2位】![]() Findy Freelance |
| 総合評価 | ||
| 案件数 | 約15,000件 | 非公開 |
| ユーザーの平均年収 | 881万円 | 960万円 |
| ユーザー数 | 45万名以上 | 6万名以上 |
| 特徴 | 業界最大級12職種・44言語のフリーランス案件を保有 | スタートアップ案件に特化しておりフルリモート率80% |
| 支払サイト | 15日サイト | 30日サイト |
| 福利厚生 | ヘルスケア/レジャー施設の割引/税務相談 | なし |
| 公式HP | 公式HP | 公式HP |
RPAエンジニアの仕事内容・活躍の場
RPA(Robotic Process Automation)エンジニアは、業務プロセスを自動化するソフトウェアロボット(ボット)を設計、開発、導入するプロフェッショナルのことを指します。RPAエンジニアが扱うシステムは、主にビジネスプロセス自動化(BPA)システムです。
RPAエンジニアの仕事内容は、以下の3つのフェーズに大別できます。
- 業務分析・要件定義
- クライアントの要望をヒアリングし、RPAで自動化できる業務範囲や内容を洗い出します。
- 要件定義では、対象業務に要する時間、手順、作業頻度などの情報を可視化して、自動化の優先順位を決定します。
- RPAシステムの設計・開発
- 要件定義をもとに、RPA開発ツールを使用してロボットの動作シナリオを作成します。
- シナリオはクライアントの実際の業務に合わせて設計され、RPAシステムの質を決定します。
- RPAシステムの運用・保守
- 運用段階では、システムの正確な動作とクライアントの要望通りの結果を検証します。
- システムの不具合修正やユーザーからの問い合わせ対応、マニュアル作成などのサポート業務が発生します。

RPAのフリーランス案件における単価相場は?
フリーエンジニア専用エージェントである『レバテックフリーランス』で公開されているRPAエンジニアの平均月額単価は60万円で、最高単価は100万円です。
RPAでの開発経験が5年以上になると、フリーランスとして年収1,000万を超える可能性はかなり高まります。
また、RPAはAIとの相性が良く、RPAとAIを組み合わせた「RPAI」が注目を集めています。今後のRPA開発では、AIの知識がある人材が重宝されるようになり、より高単価案件を獲得しやすくなるでしょう。
さらに、RPAシステムで自動化したい業務範囲や内容を洗い出す要件定義ができるようになると、コンサルタントが担うような上流工程の案件も獲得可能です。
RPAのフリーランス案件を獲得する方法を解説
フリーランスエージェントの活用
RPAエンジニアが営業工数をかけず、かつ安定して案件を獲得するにはフリーランスエージェントを活用することが最も効率的で負担が少ないです。
『フリーランス白書』によると、2018年以降からフリーランスエージェントを利用するフリーランスは年々増加傾向にあり、最も収入が得られる案件獲得経路となっています。
フリーランスとして廃業するほとんどの方が、エージェント(仲介業者)を利用せず自力でクライアントを開拓しているというデータがあるので、息の長いフリーランスになるためには積極的にエージェントを活用しましょう。
企業の決裁権者に営業する
フリーランスエージェントに手数料を取られるのがもったいないと思われる方は、自力で企業に営業するのも一手です。
Yentaなどのビジネスマッチングアプリを活用することで、企業の決裁権者に効率よく出会えます。
一方で、自力での案件開拓は営業活動の負担が高く、本業に支障をきたす可能性があり注意が必要です。
知り合いから案件を紹介してもらう
前職の会社や取引先など仕事に繋がる人脈がある方は、その繋がりで仕事をもらうのが得策です。
すでに信頼関係がある知り合いからの案件紹介であれば、商談の準備にかかる負担も少なく、手数料もかかりません。
ただし、知り合いのネットワークには限界があるので、あくまで副次的な方法として活用するのが無難です。
RPA案件が豊富なフリーランスエージェント
フリーランスのRPAエンジニアが案件を獲得するためには、フリーエンジニア専門エージェントに登録することが最も効率的です。
フリーランスとして廃業する方のほとんどが、エージェントや代理店を利用せず、自力で企業に営業しているというデータがあるので、息の長いフリーランスになるためには積極的にエージェントを利用することをおすすめします。
レバテックフリーランス:業界最大級の案件数でリモートでの参画率91%以上

- エンド直請け高単価案件が豊富
- 業界最大級の案件数でリモートでの参画率91%以上
- フルリモート可能なフリーランス案件が豊富
- 登録エンジニアの平均年収881万円
- ハイスキル向けの案件がメインで実務経験が浅いと案件紹介は不可
『レバテックフリーランス』は、12職種・44言語対応、常時提案可能な案件数4,000件以上と、業界最大級の案件数を保有しています。稼働しているエンジニアの平均年収は881万円で、月収100万円以上稼ぐエンジニアも多く在籍しています。
キャリア面談や入念な選考対策はもちろんのこと、案件参画後のサポートも手厚いので、初めてフリーランスになる方にレバテックフリーランスはおすすめです。
Findy Freelance:スタートアップの開発案件に特化したフリーランスエージェント

- エンド直請けの高単価案件が豊富
- フルリモート可能な案件の割合が80%
- スタートアップに特化したフリーランスエージェント
- マージンがかからず全額フリーランスに還元
- ハイスキル向けの案件がメインで実務経験が浅いと案件紹介は不可
- 福利厚生サービスはない
『Findy Freelance』は、スタートアップに特化したフリーエンジニア向けのエージェントです。
フルリモート可能な案件の割合が91.8%と働き方の自由度が高いモダン言語の案件を多く扱っています。
一般的に、フリーランスエージェントを利用すると報酬額の10%〜20%ほどのマージンを取られますが、Findy Freelanceの案件はマージンがかからないので、稼働しているエンジニアの平均年収が高いのが特徴です。
RPAのフリーランス案件例
フリーランス専門エージェントに掲載されているRPAのフリーランス案件をご紹介します。
週2日・土日稼働できるRPA案件例
以下の案件は「週2日の稼働でも参画できる」フリーランス案件です。
| 案件 | 貿易システムと会計システムの連動を実現できるRPAエンジニアを募集! |
|---|---|
| 月収 | 〜400,000円 |
| 業務内容 | 輸出入管理システムと会計システムの連携を自動化させるシステム構築できる方を探しています。 現状、輸出入品を管理するシステムに数量、単価などが記録されており、経理の人間が手作業で会計システムに記帳している状況。RPAツールなどを使って輸出入データを入力すれば、会計データにも自動で反映される仕組みを想定しています。 社内にSE人材はいないので、システム完成後の保守運用も社内の人間でできるような、技術選定から行える人材を募集します! |
| スキル | ・RPAツールなどを使い、自動化の仕組みを構築した経験 ・非エンジニアにわかりやすく説明ができる能力 ・会計システムに関する知見 ・商社の業務フローに関する知見 |
フルリモートで稼働できるRPA案件例
以下の案件は「フルリモートOK」なフリーランス案件です。
| 案件 | 【RPA】アウトソーシング事業会社向けRPA導入支援の求人・案件 |
|---|---|
| 月収 | 〜700,000円/月 |
| 業務内容 | 大手企業事象推進部へのRPA導入に携わっていただきます。下記を行っていただきます。 ・RPAツールの選定 ・RPAツールの導入、開発 ・社内関係者とのコミュニケーション |
| スキル | ・RPAツール導入経験 ・RPAツール選定の経験 ・BizRobo、UiPath、WinActorに関する知見 |
RPAエンジニアの将来性は明るい?
少子高齢化が進み、労働力不足が顕在化する中で、今後さらに定型業務は人間からRPA(Robotic Process Automation)に置き換わっていくことが予想されます。RPAシステムを業務に適用する企業が増えており、RPAエンジニアの需要は今後も高まり続けるでしょう。
また、RPAで業務を自動化する過程で、RPAに関連するセキュリティが注目されています。例えば、RPAロボットの不正利用防止やRPAロボット端末の不正アクセス制限、データ流出防止などが挙げられます。
設計や開発、運用時にセキュリティ対策を施すことで、市場価値の高いRPAエンジニアになることができます。さらに、今後のRPA開発ではAIの知識を持つ人材が重宝されるため、RPAとAIを組み合わせた「RPAI」の動向を追いつつ、キャッチアップすることをおすすめします。


