軽度な論理障害であれば、データ復元ソフトなどを用いて、自力でデータを復元できる可能性が高いです。
一方で、データ復元ソフトを提供する会社は数百社近くあり、各社料金や性能、対応デバイス等が異なるので、何を基準に選ぶかが難しいです。
当記事では、データ復元ソフトを選ぶポイントや、有料・無料別におすすめのデータ復元ソフトを厳選してご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
『4DDiG』:累計7,500万ダウンロードされているデータ復元ソフト。2,000種類以上のデータファイルに対応。7日間無料体験可能(いつでもキャンセル可能)・30日間返金保証・年中無休技術サポート付き。
データ復旧・復元ソフトを選ぶ際の注意点
データ復元ソフトで復旧できる状態か確認
データの破損原因としては、論理障害と物理障害の2種類あります。
論理障害とは、デバイスやHDD本体に外的な故障がないことが特徴です。データを誤って削除・上書き・初期化してしまったり、パソコン起動中に異常が発生したり、ウイルスが感染することによってデータ障害が起こることを指します。
論理障害であれば、データ復元ソフトなどを用いて、自力でデータを復元できる可能性が高いです。
一方で、落下や水没など外的な故障が原因でデータ障害が起こる物理障害であれば、データ復元ソフトで復旧できる可能性が低いです。
データ復旧の難易度が非常に高く、専門の設備や技術が必要になるので、データ復旧業社に相談されることをおすすめします。
料金は無料か有料か
データ復旧ソフトは基本有料ですが、そのほとんどが無料版を提供しています。
無料版だと、復旧できる回数や容量に制限がありますが、軽度なデータ障害であれば無料版でも問題なく復旧できます。一般的に、無料版と有料版の違いは以下の通りです。
| 項目 | 無料版 | 有料版 |
|---|---|---|
| 復旧容量 | 制限あり(例:500MB) | 無制限 |
| スキャン機能 | 基本スキャン | ディープスキャン |
| RAID対応 | 非対応 | 対応 |
| サポート | なし | 専門サポートあり |
| アップデート | 制限あり | 定期的に提供 |
| 利用目的 | 個人・軽度の利用 | 業務・大量データ復旧 |
デバイスに適したデータ復元ソフトであるか確認
データ復旧ソフトにはそれぞれ適した動作環境があります。ソフトを使用する前に必ず以下の点を確認するようにしましょう。
・WindowsやMacに対応しているか
・最新のOSバージョンに対応しているか
・デバイスはパソコンやスマホ、デジカメなどに対応しているか
・USBやディスクにも対応しているか
現在では、ほとんどのデータ復旧ソフトが幅広いデバイスや動作環境に対応していますが、それでも一応確認しておきましょう。

重度論理障害・物理障害はデータ復旧業者の利用がおすすめ
外的な破損がない論理障害であれば、データ復元ソフトなどを用いて、自力でデータを復元できる可能性がありますが、外的な破損による物理障害であれば、自力でのデータ復旧は難しいです。
論理障害においても、ソフトの操作を誤ると症状が深刻化し、データ復旧率が下がるので注意が必要です。また、自力で対応して症状が悪化すれば、より高い復旧費用がかかります。
「データの復旧率をできるだけ高めたい」「すぐにデータを復旧させたい」という方は、初めからデータ復旧業社に依頼することをおすすめします。

第1位:デジタルデータリカバリー

- 国内売上17年連続No.1のデータ復旧業者
- 24時間365日相談・診断・無料見積もりOK
- 依頼の約80%が48時間以内に復旧
- 一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(業界平均約70~80%)
- 国内最大級のデータ復旧ラボを保有
『デジタルデータリカバリー』は、国内売上17年連続No.1のデータ復旧業者です。ハードディスクやサーバー、パソコン、スマホ、USBなど、軽度データ障害から重度物理障害まであらゆる機器に対応しています。
デジタルデータリカバリーでは、365日24時間電話受付を行っており、突然の故障にも対応可能です。復旧スピードもかなり早く、依頼の約80%が48時間以内に復旧しているようです。
HDDをはじめ、USBやカメラ、NAS、RAIDなどあらゆるデバイスのデータ復旧に強く、料金は500GB未満で5,000円~、500GB以上で10,000円~、1TB以上で20,000円~、2TB以上で30,000円~と良心的な料金設定となっています。
第2位:エーワンデータ

- 創業30年以上・8.5万件を超える豊富な復旧実績
- 調査費無料・ファイルリスト提供・完全成功報酬制を採用
- 復旧後の返却費用無料(送料、返却媒体含む)
- 13台のクリーンベンチを含む多数の装置を完備
- 万全なセキュリティ対応(ISMS27001取得)
- スマホのデータ復旧には対応していない
『エーワンデータ』は、日本のデータ復旧業界の先駆者ともいえる存在で、データ復旧歴業界No1の実績があります。個人から大手企業、官公庁まで幅広くデータ復旧を行っている実績があり、国内8万件以上の豊富な復旧実績を誇ります。
障害度合いに応じた復旧が可能であり、個人利用では軽度障害が29,700円〜、重度物理障害については79,000円~とリーズナブルな料金設定となっています。
調査費無料で完全成功報酬制を採用しているため、データが復旧できなかった場合には費用が発生することはありません。
無料のデータ復旧・復元ソフトおすすめ5選
第1位:4DDIG(7日間無料体験可能)

『4DDiG』は、Windows、Mac、リムーバブルデバイス(USB/SDカード、外付けHDD)など、2,000種類以上のデータファイルを復元できます。1週間の無料体験期間だけでも、軽度の論理障害であれば十分利用できます。
データ復元実績は10年以上で累計のダウンロード数は7,500万以上の実績を誇っており、30日間返金保証や年中無休技術サポート付きなので、ユーザー満足度が非常に高いです。
AI技術により、あらゆるレベルの破損した写真、動画、ファイル、音声を修復可能で、Canon、Sony、DJI、GoProなどの破損した動画も復元・修復可能です。
第2位:Recuva

『Recuva』は、PCのHDD・USB・SDカード・外付けHDDなど幅広いデバイスに対応しており、無料なのに有料ソフトに引けをとらない復旧性能が強みです。
一般的な無料のデータ復旧ソフトであれば、ファイルのスキャンまでしかできなかったり、データ復旧できる数に上限がある場合がほとんでですが、Recuvaでは有料ソフトと同等のリカバリー機能を無料で利用できます。
復旧できるデータは写真・動画・メール・ワードなど、汎用性が高い点もRecuvaの強みです。
第3位:EaseUS Data Recovery Wizard(無料版)

『EaseUS Data Recovery Wizard』は、パソコン(Windows/Mac)やスマホ、外付けHDDなど幅広いデバイスに対応しており、2GBまでのデータ復旧であれば無料版で試すことができます。
EaseUS Data Recovery Wizard Proであれば、料金が税込19,960円と相場よりも高いですが、写真・動画・メール・ドキュメント等の全データ形式に対応しており、データ復旧率97.3%と高い水準を維持しています。
第4位:ファイナルデータ(無料版)

『ファイナルデータ』は、料金・機能・操作性において、専門家を含む多くのユーザーから高い満足度を得ており、市場シェアNo1を20年以上連続で維持しています。
無料版は有料版の復旧ソフトと同じくスキャンを行って、大事なデータが復元できるかどうか確認できます。無料版では確認までしかできませんが、もし大事なデータを高い精度で復元したい方は有料版を利用しましょう。
クリックだけでデータ復旧できるシンプルな操作性なので、データ復元ソフトを初めて使う方でも簡単に操作できます。
第5位:EaseUS MobiSaver

『EaseUS MobiSaver』は、スマホデータを復元したい方におすすめのデータ復元ソフトです。iPhoneバージョンとAndroidバージョンの両方を提供しており、iOSにおいてはiPadやiPod touchにも対応しています。
さらに、EaseUS MobiSaverではデバイスの破損や水没など、一部の物理障害のデータ復元にも対応しており、インストールしたパソコン経由でデータ復旧作業を行えます。
無料版では1個のファイルしか復旧できませんが、スキャン自体は有料版と同じ性能であり、有料版も7,190円〜と良心的な価格です。
有料のデータ復旧・復元ソフトおすすめ7選
第1位:Recoverit

『Recoverit』は、これまで500万人以上が利用している信頼性の高いデータ復旧ソフトです。料金は月額課金であれば7,980円〜、永続ライセンスであれば12,980円(税込)で利用できます。
写真・動画・音声ファイル・メール・ドキュメントなど1,000種類以上のファイル形式に対応しており、HDD、USB、SSD、SDカードなど2,000種類以上の保存デバイスで利用可能です。
使い方もかなりシンプルで、「データを選択→スキャン→修復完了」という3STEPで簡単にデータを復旧できます。
データ復旧成功率は95%を超えており、「起動しないパソコンからデータ復元」「破損した動画を修復」など、難易度が高いデータ復旧にも対応しています。
第2位:Aiseesoft

『Aiseesoft』は、写真・動画・ドキュメントなど、500種類以上のファイル形式に対応しています。特にSDカードやUSBメモリなどの軽度〜中度障害のデータ復旧に強いです。
削除・フォーマット・クラッシュ・ウイルス感染など幅広い障害をカバーしており、シンプルなUIで使いやすさに定評があります。
プレビュー機能で必要なデータのみを復元でき、初心者でも容易に操作可能です。永久ライセンスも提供されているので、日常的なバックアップ補助としても有用です。
第3位:EaseUS Data Recovery Wizard Pro

『EaseUS Data Recovery Wizard Pro』は、データ復旧率97.3%をほこる機能性が高いデータ復旧ソフトです。料金は19,690円(税込)と高額ですが、一度購入すればデータ上限なく利用でき、以後のアップデートも無料です。
EaseUS Data Recovery Wizard Proの性能が気になる方は、2GBまでであれば無料で利用できるのでぜひ無料版を体験してみてください。
第4位:Tenorshare UltData

『Tenorshare UltData』は、iOSデバイス本体、またはiTunes・iCloudバックアップから簡単にデータを復元でき、LINEやInstagramの写真、動画・音楽・メッセージ・メモなど、35種類以上のデータが抽出可能です。
誤削除、ウイルス感染、デバイスの紛失・盗難、画面が壊れた・固まったなど、あらゆる状況でもデータを復元できます。
料金は月間更新ライセンスが6,580円(税込)で、30日間の返金保証付き、無料カスタマーサポート付きです。
第5位:ファイナルデータ11plus

『ファイナルデータ11Plus』は、様々なデバイスのデータ復元に対応しており、スマホやデジカメ、ビデオカメラの写真や動画も高精度で復元できます。
SDカードはもちろん、デジカメやビデオカメラを直接PCを繋いで復旧作業を行うことができます。PC上の操作においては、指示に従って行うだけなので簡単です。
思い出の写真や動画を高い精度で復旧したい方におすすめのデータ復元ソフトです。
第6位:Disk Drill

『Disk Drill』は、Macユーザーに定評があるデータ復元ソフトです。一般的に、Mac版の復元ソフトはWindows版に比べ5,000円ほど高いか、対応すらしていないケースが多いです。
Disk Drillでは、Windows・Macの両方に対応し、料金も一律13,479円(税込)です。復旧性能も優れており、画像や文書など200種類以上のファイル形式に対応しています。
無料版においても、ファイルの高速スキャンやデータ保護、バックアップ作成まで行えるので、無料版を試してから有料版を検討するのがおすすめです。
第7位:完全復元PRO15プレミアム

『完全復元PRO15プレミアム』は、完全データ復元PRO、完全デジカメデータ復元、完全ドライブ復元を3点セットにした復元ソフトです。
これ一つあればパソコンやスマホだけではなく、デジカメなどを含めたあらゆるデータ復元が可能です。
一方で、個人で使用する場合、完全復元PRO15プレミアムはややオーバースペックかもしれません。完全データ復元PRO、完全デジカメデータ復元、完全ドライブ復元はそれぞれ単品で購入できるので目的に応じて購入しましょう。
データ復元ソフトに関してよくある質問
復旧ソフトで対応可能なデータ形式は?
復旧ソフトが対応可能なデータ形式は以下の通りです。
・文書:Word、Excel、PowerPoint、PDF
・画像:JPEG、PNG、GIF、RAW、TIFF
・動画:MP4、AVI、MOV、WMV
・音声:MP3、WAV、AAC、FLAC
・圧縮:ZIP、RAR、7z
・メール:Outlook(.pst)、Thunderbird(.mbox)
業務用データや特殊形式(CADファイル、データベースファイルなど)はソフトによって対応が異なるため、事前確認が必須です。
データ消失時の初動対応は何をすべき?
データを失った際は、対象ドライブの使用を直ちに停止しましょう。新たな書き込みは削除データを上書きし、復旧不能にする恐れがあります。そのうえで以下の手順を実施します。
・別のPCや外付けメディアに復旧ソフトをインストールする
・対象ドライブのクローンを作成し、安全なコピーでスキャンする
・ウイルス感染が原因の場合は、必ず駆除後に復旧を行う
SSDはTRIM機能によりデータがすぐに無効化される可能性があるため、特に迅速な対応が求められます。時間が経過するほど復旧率は下がるため、初動対応が成功の鍵です。
データ復旧業者に依頼した際の料金相場は?
国内の大手データ復旧業者の料金を参考に、データ復旧料金の相場を媒体別にご紹介します。
| 媒体 | 軽度障害 | 重度障害 |
|---|---|---|
| USBメモリ/SDカード | 1〜8万円 | 10〜15万円 |
| HDD(PC内蔵・外付け) | 2〜10万円 | 10〜30万円 |
| SSD | 3〜6万円 | 8〜20万円 |
| 光ディスク(CD/DVD/BD) | 2〜6万円 | 6〜20万円 |
| スマホ | 3〜7万円 | 8〜15万円 |
| ノートPC | 2〜6万円 | 10〜25万円 |
